学生ボランティア
Student Volunteer
大阪で対面ミートアップを開催!未来医療とスタートアップの最前線に触れる特別な一日となりました
2025年8月29日(金)、学生ボランティア参加者が大阪に集まり、初の対面ミートアップが開催されました。Nakanoshima Qrossでの施設見学や関西発のディープテックスタートアップとして注目を集めるリバスキュラーバイオ株式会社 代表取締役社長兼CEO 大森一生氏の講義・質疑応答などが盛り込まれた双方向型のイベントとなりました。
Nakanoshima Qrossでの施設見学
Nakanoshima Qross は2024年6月にグランドオープンした、未来医療の産業化拠点です。医療機関や研究機関、スタートアップなどが集積するなか、今回は公益財団法人京都大学iPS細胞研究財団のYanai my iPS製作所やアズワン株式会社の企業ラボ、スタートアップインキュベーションエリアを見学し、未来医療の産業化に向けた取り組みを間近で見聞きすることができました。
さらに、 エキスパートサポーターの吉田美里氏と大阪大学寄附講座准教授の八木雅和氏による講義では、Nakanoshima Qrossが研究開発から社会実装における役割について熱意をもって語られ、参加者はディープテック分野におけるイノベーションの社会的影響を理解するとともに、大きな刺激を受けました。




先輩起業家の講演
後半はグラングリーン大阪のJAM BASE マルチスペースへ移動し、血管再生に取り組むリバスキュラーバイオの大森氏による講義と質疑応答が行われました。臨床医でもあり医療研究者でもあった大森氏がなぜ起業するに至ったのか、学生時代から起業を経た現在までの歩み、心の持ち方などを赤裸々に語っていただき、参加者にとっては刺激と示唆に富む時間となりました。

学生ボランティアの名称は“GSEeds(グローバルシーズ)”に決定!
大森氏の講演後、参加者同士でグループに分かれ、学生ボランティアのチーム名称の候補についてディスカッションを行いました。グループごとに候補名への思いを発表し合い、オンライン投票などを経て、最終的に”GSEeds(グローバルシーズ)”が選ばれました。この名称は、Global Startup EXPO 2025の略称である“ GSE ”の学生ボランティアであることと、「イノベーションの種、学生という将来花開く可能性の種」(Seed)という意味を組み合わせて生まれました。GSEの特徴である「グローバル」と「ディープテック」を連想させるとともにオリジナリティーが感じられたことから、この名称が最も多くの支持を集め、チーム名に選ばれました。今後、この名称を用いて活動に取り組んでいきます。


充実した一日の締めくくりとなる懇親会では、大森氏と参加者が軽食をつまみながらリラックスした雰囲気で交流し、研究内容やキャリアなどの話題で盛り上がりました。 今回の対面ミートアップは、最先端のイノベーション施設や先輩起業家の熱い想いに触れることで、参加者にとって学びの多いイベントとなりました。
